唐紅に水くくるとは

通年チョコミントを食べたい

2017/6/17 ThanksGiving25@札幌 感想をつらつら(ネタバレします)

ツイッタ見てたらあまりに下げ感想が多いのが悲しいので
Mr.Children 25周年ドームツアー@札幌の感想を書きます。

注意点)

  1. セットリストを始めとしたネタバレ満載のため、未参戦の方にはおすすめしません
  2. 信者のフィルタがかかっています
  3. 個人的な感想によるものです
  4. ボーカルとベーシストの記載が多め(4人とも好きですが愛が偏る)
  5. 記憶による記載なので、事実と異なっている可能性も高いです
  6. 練り直しとかしてないのでめちゃめちゃ長いです(そのうち時間があれば修正します)

上記問題ない方のみどうぞ。





オープニング

ミスチルのライブでは定番と思われる。巨大スクリーンを使った演出。
各ライブやタイトルアルバムで彼らが伝えたいメッセージが、視覚的にわかりやすく作られた、
ライブの中でも毎回楽しみな演出のひとつ。

今回のスクリーンは巨大な横長の1枚。
そこにつぎつぎストーリーが描かれていく。

今回のイントロは、これまでの一つ一つの歩みを丁寧に振り返って、ひとつひとつを愛している様が演出されていたように思う。
キャッチーなアイコンたちを集めながら形どられるストーリーはまさに圧巻。
POPSAURUS2012のインタビューで桜井さんが言っていた、「アルバムを引っさげたいつものツアーじゃなく、
お客さんに楽しんでもらうためのツアー」が今回も始まったんだ…という感動で号泣しながら鑑賞。
※ちなみに、どのライブでもオープニングは泣く。

CENTER OF UNIVERSE

圧倒的巻き舌。1曲めにも関わらずテンションが高い。そして高いテンションにちゃんと歌声がついてきてる。
風邪治ってよかったー世界は素晴らしいーーーーと思ったらまた号泣。
「札幌おぉぉぉぉお!」とシャウトしながらダッシュした後早口言葉でサビを歌い上げた桜井和寿、只者ではない。
なお、アップで映った中川敬輔の髪型に可愛さが炸裂していた。
中川敬輔氏の前髪がはねている。
中川敬輔氏の前髪がはねている。
これまでドレッドも坊主もサラサラロングヘアもパーマもしてきて、
もう髪型にストック無いだろうと思ったらまさかの前髪ぴょん跳ね。だめだこいつ早く何とかしないと(息切れ)
QのDVD映像を彷彿とさせるような腰を横に揺らす動作でリズムを取っており、爽やかなエロみを感じた。

箒星

スクリーンがとても綺麗。1曲めからだったんですが今回レーザーつかった照明演出が多くて、凝った演出だな~と思いました。
いつものコール&レスポンスでまた泣く。
※涙腺がゆるいのはいつものことなんだけれども今回は更に緩かった自覚があります

シーソーゲーム

過去MVとのまさかの競演!!
どうしてもジェットコースターのシーンは若かりしタイガースキャップの中川敬輔に目が行ってしまう自分を張り倒したい。
走り回る桜井さんの衣装の背中の一本線が気になる。
今更ながら中川敬輔は黒(ネイビー?)の5部袖のシャツをお召しになっていました。
シャツ似合う。イケメンが増す。
腕まくりした袖から見える腕でうどんが3杯食べられる気がしました。

youthful days

コーラスのときのマイクとの距離感を間違えてしまう中川敬輔が愛しい。
左手の運指を抜いてくれたカメラマンさんありがとう。
でもできればコーラス直後のぐいんぐいんする左手が見たかったな。

GIFT

「どうしてもこの曲はやらなきゃ、」という理由でセットリストに選びました、という桜井さんのMCから、
インストで号泣。
「僕の方こそありがとう」なんて、こっちが言いたいわ!!!セリフを取るんじゃない!!!
嗚咽がですぎてコーラスしきれない。GIFTはずるい。
最後にとても長い時間お辞儀する桜井さんがすごく印象的で、だからありがとうなんてこっちが(略)

君が好き

「これも、伝えたい言葉。」みたいな短いMCのあとにインストが始まったときは意外に感じた。
だってラブソング。GIFTとは経路の違う直球のラブソング。
歌詞改変するかな?と思ったけれどそれもなく。
でも、「君が好き」とファンに向けて歌ってくれたとしたら、それは最高のプレゼントだよな。と帰ってから思いました。

MC

「今回はねえ、焦ってるんですよ。あんな曲もこんな曲もやりたいって思ってるから。
 …だからもう、みなさんの近くに行っていいですか」
と言われたときは口に出して「早っ」って言いましたごめんなさい。
いや、だってまだ5曲くらいしかやってないよ?序盤も序盤だよね?
と思いながらも、ドームからの拍手を受けてあの反則スマイルを浮かべた桜井さんみたらもうなんでも良くなった。

暗転後、センターステージでマイクを持っていたのはJENさんでした。
「え~、只今、絶賛手作業でセットを組み立てておりますので、しばらくお待ちくださいねぇ、、、」
という短い言葉だけで、軽やかに後ろから現れた桜井さんにマイクを奪われる。
「交代。こいつにマイク持たせておくとシモネタに走るから」と笑う桜井さん、
貴方が言うのかい???と思った人は絶対に私以外にも500人くらいはいたはず。
桜井さん衣装チェンジ。爽やかな白Tになった。


センターステージ設置完了後、そこには8人の演者が立っていました。
25周年の前にやりのこしたこととしてホールツアーを回ってきたこと、
ここにいるのがホールツアーのメンバーであること、
バンド名を「Mr.Children feat.」にするのは嫌だったこと、
その結果バンド名がとても長くなったこと、
など(雑誌で書かれてることですね)紹介した後、
「では、この曲を、」
と前置いて、暗転。

ヒカリノアトリエ

「ワン、ツー、ワンツーあーーーちょっと待って」
照明オン。ドーム笑。
「大事なことを忘れてた、」と、テヘペロする47歳が言うには、
間奏では、曇っていた心が晴れるときについ奏でてしまう口笛のフレーズがあるから、
それを一緒に奏でてほしい、とのこと。
あ~、アレね、うん、できるかい。

改めて、

ヒカリノアトリエ

サポートメンバーの小春さんのコーラスが気持ちいい。
と同時にCD音源だとどっちの旋律も桜井さんが歌っていることに気づき
この人の声の音域どんだけ宏いんだろうと唖然とする。今更。

8人の音色を余すところなく使った音楽は、ドームでありながらも贅沢な1曲でした。
(この辺でちらっと思ったのだけど札幌ドーム、ピアノ音響めちゃめちゃ良くないですか?)(ベースはそうでもないけど)
ちなみに口笛は吹けなかったよ。
「出番だよ」ってささやかれてもできません、、、、練習しますね、、、

1番の間出番がない中川敬輔は相変わらず右手でリズムを取っています。かわいいです。

CROSS ROAD

個人的には、一番聞けて嬉しかった曲。
イノセントワールドはどのライブでも鉄板で演奏されるけれど、
桜井さんも語っていたようにおそらく分岐点となったのはこちらの曲だと思っていて、
いつかライブで聞いてみたいと思っていた。
多分コード下げてたと思うけど、ちゃんと高音も出てて、CDと遜色ない歌声。
懐かしい曲を演奏する4人は、にこにこしてて見ててこちらも幸せになります。

ここの帰り際でサポートメンバー紹介、だったような。
やたらあっさり紹介するな~、時間押してたのかな。
たしかこれにて、センターステージ終了でした。早いな~と思った覚えがあります。

Tomorrow never knows

スクリーンがオーストラリアの大自然。桜井さん白シャツはだけさせても脱いでも大丈夫やで。
クロスロードから一気に曲が壮大になって、
ミスチル現象の音圧を感じた。これを当時最新の曲として聞いていたら、もっと違う音に聞こえたのかなぁと寂しく思ったりもした。

車の中で隠れてキスをしよう

壮大なヒット曲からのテンションの切替がすごい。
このライブ、全体的に曲調のアップダウンがすごい。
さにやんのピアノが切なく響く。札幌ドーム音響いい。(確信)
CDにはない、間奏の桜井さんのフェイクがすごく好き。
SUPERMARKET FANTASYのDVD見てからいつかは…と思っていたので
感動しきりでした。

・SE

「動物の求愛行動と形状について」の説明の後、
謎のTV通販風映像が流れ、
「男子が女子に求愛していることを主張するためのアイテム」をご紹介されました。
えっ、こっから進化論いける?いけるの?
いくらミスチルでも行ける?と思いました。行きませんでした。

思春期の夏

JENさんのドアップ。withもみあげアフロリーゼント。
顔の圧がすごい。
「青春してるか~~~い?」と問いかけられて始まったこの曲に、少なくともスタンド後方私の周りはポカンとしていたように思う。
サビは「うたってごら~~~ん?」と煽られたので目一杯歌いました。
楽しそうなJENさんと代わる代わる映し出される、冷静沈着な田原さんと中川さん、プロ魂を感じました。
そして中川敬輔が指弾きでした。
なぜこの曲で。

抱きしめたい

待って。
ほんとちょっと待って。
誰か突っ込んで。せめて笑って。いじって。
なぜお金かけたであろう長時間ムービーとアフロのヅラをスルーしてしまうの。
演奏は最高に良かったです。
指弾きはこれのためだったのね。

Any

これはきっと観客に向けたメッセージソングかな、って感じました。
今ここにいる場所が臨んだものと違っても、間違いじゃない、いつも答えは一つじゃない。
間奏明け、JENさんのドラムで暗闇が裂けていく感じ最高にかっこいいです。

名もなき詩

きたーーーーーーーーー名曲きたーーーーーーーー
無類の名もなき詩好きとしては涙腺決壊せざるを得ない。
たしかサビ始まり?か何かのアレンジが加わっていて、
かっこよすぎてハゲる危機を感じました。
最後の最後、ベースギタードラムが同じ拍を刻むのが最高にかっこよかったです。

1999年、夏、沖縄

20周年のときも歌っていたと思うけど、
今回はもっともっといろんな含みがあった曲のように思う。
とくにスクリーンの映像の謎が繋がった時の、お腹がすうっと冷える感じ、たまらなかった。
こういう毒というか、刺される部分があるから、ミスチルのライブは来て良かったと思える。
(日常に埋没していたものを思い出す、というか。)

ここの間奏で、このライブ中一番ながいMCが入ったと思います。
ただ、聞いていて、とても悲しい気持ちになった。
「聞いてくれてる人がそのうち離れていっちゃうんだと思ってた」って言ったときは
そんなこと絶対ないんですけど!?って思ったし、
「でもこうしていま、僕らの音楽を聞いてくれてライブ会場に足を運んでくれる人がいて」
って言ったときはもうなんかいろいろ溢れてました。
要するに私は彼らに対して思いが強すぎる。
そしてそういう人が多分あの場所に1万人はいる、と思う。
その少しでも伝わってくれればいいのにな、と思いました。

曲が終わった後の拍手は、あったかく長く続いたので、更に泣けてしまったよね。

こんな風に酷く蒸し暑い日

落差をなんとかしてくれ(2回め)
「どうしてこんな卑猥な歌詞を書いてしまったのかわかりません」だと?
ウソを付くんじゃないよ(笑顔)
楽しんでるんでしょう(笑顔)
エビバデ・クラップユアーハンズ!のCGがかわいい。
でも他の演出がちょっと怖い。
流れ出したもので汚れたシーツの演出が卑猥。そういうの大好きです。
ラッパ隊の演奏がめちゃめちゃ映える。
ただのエロい曲のはずなのに、カッコイイ仕上がりすぎた。

ランニングハイ

俺様ドヤ顔でぶいぶいいわしてる中川敬輔しか覚えていません。

原曲もアレンジも最高にカッコイイくて大好き。
だからいつか原曲もやってほしいな。。。なんて。。。
スクリーンに出てくる怪物?が、未完に出てくる怪物と似てて、
つながってたりするのかな…?と思ったり、でも多分違うはず。

ニシエヒガシエ

未完は超えないまでも、やっぱりデカイ会場がハマりすぎる楽曲。
抗うつ剤を飲む演出も板についてる。

himawari

「ここにいるだれも聞いたことのない曲をやります、なぜなら新しい曲だからです」
というMCから、新曲披露。
イントロがリズム隊めちゃめちゃ仕事しててすんごいカッコイイ。
歌の譜が細かくて、歌うの難しそうだなぁと思った。
曲編成としてはhypnosisの逆という印象。
スルメ曲になりそう。つかみがかっこよかっただけに、歌部分があんまり惹かれない。

足音

イントロが終わったとき、何故か「終わりなき」が始まる気がしたら足音でした。
この曲を演奏する時の中川敬輔の角度がカッコイイです。
超・前傾。
最後のギター、田原さんじゃないと出せない最高の音だと思ってる。
やっぱり4人にとっては思い入れのある曲だからか、
説得力みたいなものが段違いな気がします。

これでもしかしたら終わりかな、と思ったところに。

Printing

ここでーーーーー!?ここから踊らせるのーーーー!?

Dance Dance Dance

踊らされました。
ぎみーらぶぎみーらぶ。
世界が終わるまで、世界が止まっても踊り続ける。
ステージ端まで歩いていった中川敬輔がなかなか戻ってこないので
戻り方を忘れちゃったのかな?と心配になりました。

跳べ

「とっべぇぇぇぇええええ」が楽しい。
多分ホールツアーから継続してるだけあって、息のあいっぷりやら
観客の煽り方やらが上手すぎた。
アップデンポだけどサビ以外は低音で、
過去ツアーでは聞き取りづらい事もあったけど、
この日はよく聞こえてた。桜井さんめっちゃ調子いいじゃないですか。

marshmallow day

友人の結婚式で聞いてからテンションを打ち上げるのに良い曲として
毎セットリストの定番に控えていた曲ですが、
この日もとても楽しく響いておりました。
You're Beautifulで指差す女の子を探す桜井さんの横顔笑顔が眩しい。
最後の最後に歌詞ちょっと飛ばしてアッやっちゃったみたいな顔してた桜井さんほんまかわいい。カメラにも抜かれてないし双眼鏡ももってなかったけど私には見えたよ!!!!
そんで優しい笑顔で客席を見るのはやめてください中川さん!女が落ちるから!

エソラ

キラキラしてるーーー物理的にキラキラしてる!
このツアーいろいろと出し惜しみなくてすごい。
ロックミーベイベー!は思いっきりカタカナで歌い上げました。
ドームの観客のロックミーベイベーが楽しいに満ち溢れてる!!

アンコール

overture

地平線から太陽が昇る映像とともにスタート。
SEの拍とともに観客の拍手が揃う。

蘇生

もう15年前の曲なんだぜ…(震え声)
全然古くない。それこそ何度でも何度でも、聞きたくなるし、
何度でも何度でも、背中を押してくれちゃう名曲。

fanfare

過去に手をブンブンふる桜井和寿(47)のあざとかわいさ。
今日は本当に声がよく伸びる!
ギターのリフが踊りたくなる素敵サウンド。
難しそうなベースを一生懸命クールブって弾く中川さん素敵、かっこいい、惚れていい?

終わりなき旅

「ただ、未来だけを見据えて歌います」と紹介した後、あの特徴あるブルーフラワーのギターの音色が響いて、ぞくぞくした。
この曲は20週年のとき、「お前らの曲」だって言ったり、
その他のライブでも、観客に歌わせることが多かった曲。
それをこの日彼らは、自分たちだけで演奏しきった。

どっかで書いたけど、レーザー光とかスクリーンとか
視覚効果を最大限つかう演出が目立った今ツアーだったなかで、
この曲は4人にスポットライトだけが当たるシンプルな照明。

その中でこの曲を全部歌い上げた4人は、
それはもうかっこよかった。言葉を失って、声を挙げられなくて、息も忘れた。
これからも続けていくって覚悟を見せられた、見せてくれた気がして、
25周年も終わりじゃないんだなって安心できたし、惚れ直した。

ちなみに最後の桜井さんのロングトーン終わり、
中川敬輔のハンズアップはあの場にいたナカケークラスタ全員を身ごもらせたと思います。
責任をとってください。
曲の最後に立ち上がってドラムを叩き上げたJENさん、イケメンがすぎるので自重してください。